Ruby SES単価を完全攻略!フリーランス・派遣の相場から最適な発注先の選び方まで徹底解説

Rubyエンジニアを探している企業担当者の方へ。

「Ruby SESの単価ってどれくらいなんだろう?」

「フリーランスに頼むのとSESで依頼するのは、どちらがコスパがいいの?」

そんな疑問をお持ちではありませんか?

近年、WebサービスやDX推進の現場でRuby(特にRuby on Rails)の需要はますます高まっています。

その一方で、SESを活用したRubyエンジニアの単価や相場感は、なかなか表に出づらい情報です。検索してもフリーランス単価ばかりがヒットして、実際にSES契約でRubyエンジニアをアサインする際に必要なリアルな単価情報が見つからない、という声を多く耳にします。

そこで本記事では

  • Ruby SES単価・相場の最新データ
  • 経験年数・スキル別の料金レンジ
  • 地域やリモート案件による違い
  • フリーランス契約との比較
  • 失敗しない発注先の選び方

を詳しく徹底解説します。

さらに、単なる数字の紹介だけでなく、なぜその金額になるのか、どうすればコストを最適化できるのかまで具体的にお伝えします。

最後には、100件以上のプロダクト開発実績を誇る First Creation株式会社 の強みもご紹介しますので、SESを検討中の方はぜひ最後までご覧ください。

目次

【1. Ruby SESとは?】

まずは「Ruby SESとは何か?」を正しく理解しておくことが重要です。

SESという言葉を聞いたことはあっても、その仕組みや派遣との違い、なぜRubyエンジニアにSESが選ばれるのかまで整理して説明できる方は意外と少ないものです。

ここを押さえることで、単価や相場を理解するうえでの基礎が身につきます。

【h3-1.1】SES(システムエンジニアリングサービス)の基本

SESとは「システムエンジニアリングサービス」の略で、エンジニアを必要とする企業と、スキルを持ったエンジニアをマッチングする契約形態のことを指します。


特徴は 準委任契約 であることです。これは「成果物」ではなく「作業時間や労力」に対して報酬が支払われる契約形態を意味します。

例えば、ある企業が「自社Webサービスの追加機能を短期間で開発したい」と考えた場合、SESを利用すれば 即戦力となるRubyエンジニア をプロジェクト単位でアサインできます。

正社員採用のように採用コストや時間をかける必要がなく、必要なときに必要なスキルを確保できるのが大きな魅力です。

【1.2】SESと派遣・請負の違い

SESは派遣や請負と混同されがちですが、それぞれに明確な違いがあります。

  • 人材派遣:派遣元の指揮命令を受けながら、派遣先で働く形態。契約の主軸は「労働力の提供」。
  • 請負契約:成果物の完成が契約条件。例えば「このシステムを納期までに完成させる」といったゴールに責任を持つ。
  • SES契約:派遣先企業の指揮命令を受けて業務に従事。ただし報酬は「成果物」ではなく「時間単位」で支払われる。

SESは「派遣と請負の中間」に位置する存在と言われることが多いです。

発注企業にとっては柔軟に人材を活用でき、エンジニアにとっても高い専門性を活かしやすい契約形態といえます。

【1.3】RubyエンジニアにSESが選ばれる理由

では、なぜRubyエンジニアに対してSESが選ばれるのでしょうか?

  1. Webサービスの開発需要が多い
    Ruby(特にRuby on Rails)はWebサービスやスタートアップの開発で圧倒的に人気があります。急成長フェーズの企業では「すぐに戦力となるRuby人材」を求めることが多く、SESはそのニーズにフィットします。
  1. 短期集中型のプロジェクトが多い
    MVP開発や機能追加といった「短期間で仕上げたい」案件では、SES契約が便利です。フルタイム採用よりもスピードと柔軟性が高いからです。
  1. 即戦力が確保できる
    Rubyエンジニアは市場で需要が高い反面、正社員採用が難しいケースも多いです。SESを利用することで、経験豊富なエンジニアを即時に確保できるメリットがあります。

こうした理由から、RubyエンジニアとSES契約は相性が良く、特にWeb業界やDX推進企業での利用が広がっているのです。

【2. Rubyエンジニアの需要と市場背景】

Rubyエンジニアの単価や相場を正しく理解するためには、まず「なぜRuby人材が求められているのか」を知る必要があります。

ここではRubyの特徴や得意領域、DX推進による需要拡大、そして他言語と比べた際の立ち位置について整理します。

【h3-2.1】Rubyの特徴と得意領域(Rails・Webサービス開発)

Rubyは日本発のプログラミング言語で、「書きやすさ」と「生産性の高さ」に定評があります。

特に Ruby on Rails(通称Rails)というフレームワークは、Webアプリ開発を飛躍的に効率化することで世界的に普及しました。

  • 少人数・短期間で開発が可能
    Railsは豊富なライブラリや規約が整備されており、スタートアップや中小企業の新規事業開発に向いています。
  • Webサービス開発に強い
    SNSや予約サイト、EC、業務システムなど幅広いジャンルで採用実績があります。
  • 日本国内での利用が多い
    海外ではJavaScriptやPythonが強い一方、日本国内のWebサービス開発では今も根強くRubyが使われています。

こうした特徴から、「新しいサービスを素早く市場に出したい企業」にとってRubyエンジニアは非常に魅力的な存在です。

【2.2】DX推進とRubyの需要拡大

近年のキーワードは DX(デジタルトランスフォーメーション)

企業がアナログな業務をシステム化し、顧客体験や業務効率を改善する動きが活発化しています。

この流れの中でRubyエンジニアの需要はさらに高まっています。

  • スピード感ある開発が求められるDX領域
    DX案件は「半年以内にPoC(概念実証)を回したい」といったスピード感が重視されます。Railsはこの要件と相性抜群です。
  • 中小企業やスタートアップでの採用が多い
    大規模システムではJavaやC#が中心ですが、中小規模のDX案件ではRubyが多く使われています。
  • Webサービスとの連携需要

DXでは単なる業務効率化だけでなく「顧客とつながる仕組み」が重要視され、Webアプリや会員システムに強いRubyの存在感が増しています。

【2.3】他言語(Java・Python)との比較におけるRubyの立ち位置

他の主要言語と比較すると、Rubyは次のような立ち位置にあります。

  • Java:大規模・堅牢なシステムに強い。金融や保険などの基幹系では主流。 → 単価は安定するが案件の柔軟性は低い。
  • Python:AI・データ分析の分野で急速に普及。研究機関やデータ系スタートアップに人気。 → 需要は高いが人材不足も激しい。
  • Ruby:Webサービスや業務効率化システムに強い。中小企業や新規事業の「スピード開発」に特化。 → 案件数が豊富で、SESとの親和性も高い。

つまりRubyは 「スピードと柔軟性を重視するプロジェクト」 に最適であり、SESのように即戦力を短期間で確保したい企業にとって最も使いやすい選択肢なのです。

【3. Ruby SES単価・相場の最新データ】

まずは「Ruby SES」の単価・相場における最新データを整理します。

フリーランス市場でのRubyエンジニアの報酬や、SES契約時の相場、経験別・地域別・リモートや仲介形態による違いを詳しく見ていきましょう。

【3.1】Rubyエンジニアの月額単価相場(フリーランス/SES)

  • フリーランスRubyエンジニアの平均月額相場は、おおよそ 75万円前後。例えば、「フリーランススタート」によれば平均75.3万円程度となっています。
  • 「フリーランスボード」の調査では、全体のフリーランス案件平均が74.1万円、「Ruby on Rails」の単価平均は82.8万円です。
  • また、レバテックフリーランスのデータでは、Ruby全体の平均単価が 80万円、最高単価は 185万円です。

一方、SES契約(システムエンジニアリングサービス)全体の相場は以下のようなレンジです

  • システムエンジニアとしてのSES契約の月額単価相場は 65万円~100万円以上(要件定義など上流工程では80~120万円もあり)であることが報告されています。
  • 他の調査によると、職種・スキルにより 50万円~70万円が平均レンジで、SE上級では70~120万円の幅があります。

つまり、Rubyエンジニアのフリーランス相場は約75~80万円、SES契約では経験・工程によって65~100万円前後が見込まれる、と整理できます。

【3.2】経験年数別の単価相場(初級/中級/上級)

Rubyエンジニアの経験年数別単価相場は以下の通り幅広く示されています

  • 1~2年(初級):30~50万円/月
  • 3~5年(中級):60~80万円前後。
  • 5年以上(上級):80万円以上、場合によっては90万円以上も可能。
  • また、Ruby に特化したフリーランス上位層では、月額96万円(上位15%)という高単価も報告されています

【3.3】地域別の単価相場(東京・大阪・地方)

残念ながら、日本国内の地域別Ruby SES単価データは明示された統計が少ないですが、以下の傾向はあります

  • 全体として、案件は 東京を中心に集中している傾向が強く、地方では案件数が少ないため、単価の選択肢も限定的になります。
  • 一般的に都市部ほど単価が高い傾向にあるため、東京では高単価案件が多く、地方ではやや単価が低くなるケースが多いと考えるのが自然です。

【3.4】リモート案件の単価傾向

  • 「フリーランスボード」の2025年6月データでは、フルリモート案件は34.2%、一部リモートは47.3%、常駐は18.5%と、リモート案件が多数を占めています。
  • 一般的には、フルリモートや一部リモート案件では、都市部に比べ単価がやや抑えられる可能性はありますが、案件の流動性・競争力が高いため、スキル次第では都市部並みの高単価も狙える傾向があります。

【3.5】直契約と仲介ありの単価差(還元率のリアル)

具体的なRuby SES案件での直契約と仲介(エージェント)ありの単価差に関する明確なデータは見当たりませんが、一般的なSES市場の傾向として

  • 仲介(SESベンダー)を介するとマージンが乗るため、直契約よりエンジニアや企業への還元が下がる傾向にあります。
  • 例えば、前述のSES平均50~70万円レンジにはマージン込みの金額が含まれており、直契約ならよりエンジニア側へ報酬が届く可能性があると理解されます

要点まとめ

項目相場目安
フリーランスRubyエンジニア平均約75~80万円/月
SES契約Rubyエンジニア約65~100万円以上/月(工程・経験により)
経験別相場初級:30~50万円、中級:60~80万円、上級:80万円~
地域差東京中心で高単価、地方は案件・単価選択肢が少ない
リモート案件場所に縛られない柔軟性あり。スキル次第で高単価も可能
仲介あり vs 直契約仲介ありはマージン分だけ報酬が減少。直契約は有利な交渉可能性あり

【4. Ruby SESの単価を決める要因】

Ruby SESの単価は「スキル・業務領域・案件規模・働き方」によって大きく変わります。

ここを理解することで、発注側は適正価格でエンジニアを確保でき、エンジニア側は自身の市場価値を正しく把握できます。

【4.1】スキルセット(Rails、API開発、テスト自動化など)

Rubyエンジニアと一口に言っても、習熟しているスキルによって単価は大きく変動します。

  • Ruby on Rails
    Rubyエンジニアの多くが得意とするWebフレームワーク。Rails経験者は案件数が豊富で、単価相場も安定しています。
  • API開発・外部連携
    最近ではSaaSやモバイルアプリと連携するAPI開発の需要が高まり、ここに強いエンジニアは高単価がつきやすい傾向にあります。
  • テスト自動化・CI/CD
    開発効率や品質保証に直結するスキル。RSpecやCapybaraを用いた自動テスト、GitHub ActionsやCircleCIなどを駆使できる人材は上位単価帯に食い込めます。
  • フルスタック対応
    フロント(ReactやVue)もこなせるRubyエンジニアは希少価値が高く、SES契約でも高額レンジ(90~100万円以上)になることがあります。

【4.2】業務領域(要件定義・設計・開発・運用保守)

SES契約における単価は「どの工程を任せられるか」によっても変わります。

  • 要件定義・設計(上流工程)
    ビジネス要件をシステム仕様に落とし込める人材は希少で、単価は80~120万円に到達するケースもあります。
  • 開発(実装)
    実装中心の案件はRubyエンジニアの典型的なSES領域で、相場は60~80万円がボリュームゾーン。
  • 運用・保守
    継続的なシステム安定化業務は比較的単価が低めで、50~65万円程度が相場です。

つまり、上流工程を担えるかどうかが単価アップの分岐点になります。

【4.3】案件規模・業界別の単価傾向(医療DX・EC・スタートアップなど)

業界や案件規模によっても単価の傾向は変わります。

  • 医療DX案件
    電子カルテや患者データを扱うシステムはセキュリティ要件が厳しく、専門知識を持つRubyエンジニアは高単価(80万円以上)になりやすいです。
  • ECサイト構築
    Shopify連携や独自EC構築など、EC分野は案件数が多く60~90万円程度が相場です。
  • スタートアップ案件
    MVP開発やグロースハック系の依頼では「スピード重視」で単価も幅広いですが、スキル次第で70~100万円に跳ね上がるケースもあります。
  • 大規模エンタープライズ案件
    金融や行政システムなどではRuby採用は限定的ですが、参加できれば安定した高額案件になる傾向があります。

【4.4】稼働条件(週5常駐/週3リモート/フルリモート)

働き方の条件も単価に直結します。

  • 週5常駐
    フルタイム常駐は最も単価が安定し、案件数も豊富。Rubyエンジニアの標準レンジ(70~80万円)が多いです。
  • 週3~4リモート併用
    ワークライフバランス重視の案件は人気が高い一方で、単価がやや下がるケースがあります。相場は60~75万円程度。
  • フルリモート
    最近は需要が拡大しており、都市圏以外からでも参画可能。案件によっては常駐と同等(75~85万円)の報酬も得られます。リモート可の案件は競争率が高いため、スキル証明(GitHub・実績提示)が重要です。

まとめ

Ruby SESの単価を決める要因は以下の4つが大きな柱です。

  1. スキルセット:Rails中心に、APIやCI/CDなど幅広い技術力が高単価の条件。
  2. 業務領域:上流工程を担えるかどうかで20~30万円の差が出る。
  3. 案件規模・業界:医療DXやECは特に需要が高く、単価も上振れ。
  4. 稼働条件:常駐は安定、リモートは柔軟性が高く競争率も高い。

【5. Rubyフリーランス単価との比較】

Rubyエンジニアを確保する方法には、大きく分けて 「SES契約」 と 「フリーランス直契約」 があります。

同じRubyエンジニアでも、契約形態によって単価やメリットは大きく異なります。ここでは両者を比較してみましょう。

【5.1】SESとフリーランス直契約の違い

  • SES契約
    SES(システムエンジニアリングサービス)は、エンジニアを「時間単位」「月単位」で企業に提供する契約形態です。契約や稼働の安定性が高く、企業は必要な期間だけエンジニアを確保できます。

管理や契約事務もSESベンダーが担うため、発注側の負担が少ない点が特徴です。

受注企業側には派遣業のように許可を取る必要もない為比較的事業を始めやすいというメリットがあります。発注側も、軽微なエラー・イレギュラー対応など、いわゆるアジャイル形式でエンジニアに指示をしやすい特徴を備えています。

  • フリーランス直契約
    フリーランスエンジニアと直接契約を結ぶ形態。仲介がないため、エンジニアに報酬が多く渡る一方で、契約事務やトラブル対応は発注企業が直接担う必要があります。成果物ベースの契約(準委任ではなく請負)になることも多く「成果重視」のプロジェクトに適しています。

【5.2】フリーランス案件の平均単価(80~90万円)

  • レバテックフリーランスの調査では、Rubyエンジニアの平均単価は 80万円、最高は 185万円にも達します。
  • フリーランスボードのデータでは「Ruby案件」の平均は 82.8万円、上位層では 96万円以上の案件も確認されています。
  • 全体的に、フリーランス直契約のほうがSES契約より単価が高めに設定されやすいのが現実です。

つまり、Rubyフリーランス案件の平均レンジは 80~90万円前後 と考えてよいでしょう。

【h3-5.3】SES契約での企業メリット・デメリット

メリット

  • 契約や人材管理をSESベンダーが代行するため、発注側の事務コストが少ない。
  • 欠員が出てもベンダー側が代替要員を調整してくれる安心感。
  • 複数人チームでのアサインも可能。

デメリット

  • マージンが発生するため、フリーランス直契約より単価は割高になる場合がある。
  • エンジニア個人との直接交渉がしにくく、自由度が低い。
  • 発注期間が長期化すると、コストインパクトが大きくなる。

【5.4】フリーランスとSESを使い分けるシーン

  • SESが向いているシーン
    • 長期的に常駐してもらい、チームの一員として動いてほしい場合
    • プロジェクトの進捗や管理を社内リソースに任せたい場合
    • スピーディーに人材を確保したい場合
  • フリーランス直契約が向いているシーン
    • 特定の機能やサービスの開発を「成果物ベース」で依頼したい場合
    • 高度なスキルを持つ個人に、裁量を大きく与えたい場合
    • 中間マージンを省いてコストを抑えたい場合

まとめ

  • フリーランス直契約:平均単価は80~90万円。コスト効率は高いが、契約リスクや管理負担が大きい。
  • SES契約:平均単価は65~100万円。安定性と管理のしやすさが強みだが、マージン込みでコストが高めになる。

企業がどちらを選ぶべきかは「プロジェクトの期間・規模・リスク管理体制」によって決まります。

【6. Ruby SESのメリット・デメリット】

RubyエンジニアをSESで活用することには、数多くのメリットがある一方、注意すべきデメリットも存在します。ここでは、企業が発注時に押さえておくべきポイントを整理します。

【6.1】SES活用のメリット(柔軟性・即戦力)

  1. 即戦力をすぐに確保できる
    RubyやRailsの経験を持つエンジニアを必要な期間だけアサインできるため、新規サービスやDXプロジェクトをスピーディーに立ち上げられます。
  2. 柔軟な契約形態
    週5常駐、週3リモート、短期/長期など、プロジェクトのニーズに応じて契約条件を調整可能です。
  3. 採用コストの削減
    自社でエンジニアを採用する場合、求人費用や教育コストがかかりますが、SESを活用すれば即戦力をすぐに確保でき、固定費化を避けられます。
  4. 最新スキルの導入
    SESエンジニアはさまざまな現場を経験しており、Railsの最新バージョンやAPI開発、CI/CDといった最新の知見をプロジェクトに持ち込める点も強みです。

【6.2】SES活用のデメリット(コスト・契約リスク)

  1. マージンによるコスト増
    SES契約は仲介会社が入るため、フリーランス直契約より10~20%ほどコストが高くなるケースがあります。
  2. エンジニアの入れ替わりリスク
    契約期間終了やベンダー都合でエンジニアが交代する可能性があり、プロジェクトの継続性が損なわれる場合があります。
  3. 管理の必要性
    SESは「労働時間提供型」の契約であり、アウトプット保証はありません。そのため進捗管理やレビューは発注企業側で行う必要があります。
  4. 契約リスク
    派遣契約や請負契約と混同し、契約内容が曖昧になるとトラブルにつながる可能性があります。労務管理や契約範囲を明確にしておくことが重要です。

【6.3】SESを成功させる企業側のポイント

SESを有効に活用するためには、以下の3つのポイントを押さえることが重要です。

  1. 要件を明確化する
    「何をやってほしいか」「どの工程を任せたいか」を具体的に提示することで、適切なスキルを持つRubyエンジニアを確保できます。
  2. 成果物ではなく役割を設計する
    SESは「時間提供」が基本。タスク単位ではなく「Railsでの新機能開発」「テスト自動化の仕組みづくり」といった役割を与える方が効果的です。
  3. 信頼できるベンダーを選ぶ
    SES成功の鍵は「仲介会社の質」。プロジェクトに合った人材を安定的に供給できるベンダーを選ぶことが、コスト削減とリスク回避につながります。

まとめ

  • SESのメリットは「即戦力・柔軟性・採用コスト削減」
  • デメリットは「コスト増・契約リスク・管理負担」
  • 成功のポイントは「要件明確化・役割設計・信頼できるベンダー選定」

【7. 失敗しないRuby SES発注先の選び方】

Ruby SESを発注する際、最も重要なのは「単価の安さ」ではなく「プロジェクトを成功させられるかどうか」です。ここでは、発注先を選ぶときに押さえるべきポイントを解説します。

【7.1】エンジニアの質をどう見極めるか

SESでよくある失敗は「スキル不足のエンジニアがアサインされる」ことです。これを防ぐには以下をチェックしましょう。

  • スキルシートの具体性:Railsのバージョン、過去の開発規模、関わったフェーズを細かく記載しているか。
  • コードサンプル・GitHubの有無:実際にどんなコードを書けるのかを確認できるか。
  • 面談での対応力:要件を理解し、技術的に噛み砕いて説明できるか。

「スキルを持っているだけ」ではなく「チームに馴染めるか・説明ができるか」も重要な評価ポイントです。

【7.2】単価だけで選んではいけない理由

単価はSES発注で最も注目されがちですが、「安いから良い」わけではありません。

  • 単価が安い場合、経験不足の人材がアサインされるリスクがある。
  • 単価が高い場合でも、必ずしもパフォーマンスが高いとは限らない。

重要なのは「単価と成果のバランス」です。60万円台でも高い成果を出す人材もいれば、100万円超でも期待値を満たさないケースもあります。 

発注前に必ずスキル確認・面談を行いましょう。

【7.3】サポート体制とトラブル対応の重要性

良いSESベンダーは「人材を出すだけ」で終わりません。

  • 稼働中のフォローアップ:稼働後も定期的に状況をヒアリングし、問題があれば改善を図る。
  • 代替要員のスピード調整:エンジニアが途中離脱した場合、即座に代替人材を手配できるか。
  • トラブル対応の透明性:契約・労務・進捗トラブルが起きたとき、迅速に解決してくれるか。

「アサインしたら放置」タイプの会社を避け、サポート体制が整っているベンダーを選びましょう。

【7.4】中小企業・スタートアップが選ぶべきパートナー像

特に中小企業やスタートアップの場合、ただRubyエンジニアを確保するだけでは不十分です。求めるべきは「事業成長を一緒に考えられるパートナー」です。

  • 技術+ビジネス理解:単にコードを書くのではなく、売上アップやDX推進まで意識できるエンジニアを提供できる会社。
  • 小規模から柔軟に対応:数十万円規模の小案件からでも相談に乗れる柔軟性がある。
  • 開発とマーケティングを一貫支援:ただ開発するだけでなく、集客や運用改善まで併走してくれる。

まさに、First Creation株式会社が得意とする 「マーケティング × システム開発の一貫支援」 がこれに当たります。

単なるSES提供にとどまらず、事業そのものの成長をサポートする体制が、スタートアップにとって最大の武器になります。

まとめ

  • エンジニアの質は「スキルシート・GitHub・面談」で見極める。
  • 単価だけで選ぶのは危険。成果とコストのバランスを重視する。
  • ベンダーのサポート体制とトラブル対応力がプロジェクト成功の鍵。
  • 中小企業・スタートアップは「事業理解までできるパートナー」を選ぶべき。


リソースベースの契約形態だからこそ、予算変更や追加機能にも柔軟に対応できます。

【8】Ruby SESはFirst Creationにお任せください

SESは「単価が不透明」「品質に不安がある」「成果につながらない」という声を多く耳にします。


First Creationは、受託開発の常識を覆すアジャイル型体制とマーケティング視点を融合し、RubyエンジニアのSES領域でも圧倒的に成果の出るチームを提供します。

ここからは、私たちの強みと料金プランについて詳しくご紹介します。

【8.1】「楽しい挑戦」を支えるマーケティング×開発のワンストップ体制

First Creationは「開発」と「マーケティング」をワンストップで提供できる数少ないSESパートナーです。

単なる人材提供ではなく、システムをどう成果に結びつけるかを意識した体制が、Ruby開発の現場で高い評価を得ています。

【8.2】日本人×海外エンジニア、10名+350名で実現する強力な開発力

10名の精鋭エンジニアと、約350名のパートナー人材を組み合わせたハイブリッド体制。


上流工程は日本人エンジニアが担い、実装・検証はグローバルチームが加速させることで「品質×スピード×コスト」を最適化します。

【8.3】医療DX・EC・新規Webサービスまで幅広い成功実績

基幹システムや医療DX、ECサイト、新規Webサービスまで100件以上のプロジェクトを成功に導いてきました。


RubyはWeb開発領域に強く、私たちの得意分野と重なるため、豊富な実績を持つ体制をご提供できます。

【8.4】マーケターとエンジニアをつなぐ橋渡し人材で安心の進行管理

SESで失敗しがちな「認識のすれ違い」を防ぐため、マーケティングと開発の両方を理解する橋渡し人材を配置。


進行管理や品質担保を徹底し、安心してプロジェクトを任せられる体制を整えています。

【8.5】リピート率100%、100件以上の開発実績とDRMノウハウ

サービス開始からリピート率100%を達成。

 さらにDRM(ダイレクトレスポンスマーケティング)の知見を活かし、SES契約でも「単なる工数提供」ではなく「売上に直結するRuby開発」を実現します。

【8.6】柔軟に選べる料金プラン(Start/Standard/Pro/Max)

SESの導入を検討する際に重要なのが「コストコントロール」です。

First Creationでは、サブスクリプション型の料金プランを用意し、必要に応じて柔軟に調整可能です。

  • Startプラン(月額50万円/120h):まずは小規模で試したい方向け
  • Standardプラン(月額100万円/250h):品質とスピードをバランス良く確保
  • Proプラン(月額150万円/380h):大型案件や成長フェーズに最適
  • Maxプラン(応相談):思うままにチームをフル稼働、特注プランにも対応

Ruby SESをお考えの企業様にとって、First Creationは「事業を成長させる最適なパートナー」です。

【9. まとめ:Ruby SES単価の相場を理解し、最適な発注先を選ぼう】

RubyエンジニアのSES単価は、経験・地域・稼働条件によって大きく変動します。

フリーランス直契約とSESでは還元率に差がある一方で、SESには「即戦力の確保」や「柔軟な契約形態」といったメリットも存在します。


最適な発注先を選ぶには、単価だけに注目するのではなく 「スキル」「サポート体制」「事業理解」 を総合的に見極めることが欠かせません。

【9.1】Ruby SES単価・相場まとめ

  • Ruby SESの月額単価は 60万~90万円前後 が主流
  • 経験年数やスキル(Rails・API開発・テスト自動化など)で単価は大きく変動
  • 東京・大阪など都市圏では高め、地方やリモート案件ではやや低めの傾向
  • SESとフリーランス直契約では 10~20%程度のマージン差 がある

【9.2】企業が見るべきチェックポイント

  1. エンジニアの質:スキルシートや面談を通して具体的に確認する
  2. コストと成果のバランス:単価だけでなく成果につながるかを重視する
  3. サポート体制:アサイン後もフォローアップや代替要員の対応があるか
  4. 事業理解:ただ開発するのではなく、売上やDX推進までを意識してくれるか

【9.3】First Creation公式LINEで7大特典を無料配布中

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7大特典一覧

  • プロダクト開発を成功へ導くためのマインドセット
  • 強運の法則
  • やる気があるチームの作り方
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